所長のアドバイス

店舗デザイン/設計/施工/リフォーム/不動産相談/各種交渉

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C&Cのアドバイス

これからお店や自宅などの工事をしようかと考えている方へ・・・
ちょっとアドバイス!
参考にしてください。随時増やしていきます。

1.相(あい)見積もりは3社ぐらいまでに!!

「1社だけの見積もりじゃ高いか安いかわかれへん」と言って10社くらいの見積もりを取る方がいます。
工事業者は3社くらいの相見積もりの場合、なんとか契約してもらおうと金額もギリギリまで頑張って来ます。
これが10社ほどの相見積もりだとわかると一気にやる気を無くします。理由は10社も見積もりを取っていれば契約の確率はほとんどないと判断するし、仮に10社と競合して無理をして契約しても赤字になる可能性やトラブルの可能性も考えるからです。その結果、安くなることはあまりありません。仮に10社の中で相当安い会社があったとします。特段に高いところも困りますが、あまり安く出すところだと工事の内容やその会社の資金繰りが不安になってきます。工事途中の倒産や工事後のクレーム問題が考えられます。ひどいところは工事中に追加が発生したなどというところもあります。安く請負い追加を膨らます。そして、お金をもらうまで引渡しを拒否する。
その他、資金繰りのために契約金欲しさに赤字でも工事を請け負う業者がいます。
そのような会社を避けるためにも3〜4社ほどの会社での相見積もりが良いでしょう。きっと適正価格が分かります。
何社ほどで相見積を取っているかは業者はすぐにわかりますよ。地域が同じであれば納入メーカー等がかぶるから、あまり多く見積を取っていると噂になるからです。
みなさん気をつけてくださいよ!

2.値段だけで決めてはダメ!!

工事は安いに越したことはありません。但し、あまり安すぎるのも考えものです。
例えば当社の場合もお客様から「B社の方が安いねん!あんたのとこも、このぐらい出来るやろ?」と言われたことがあります。
私の答えは「いいえ、出来ません。どうぞB社と契約してください。」と言いました。
一般的に建築工事の利益率は15〜25%くらいで受注金額により異なります。その利益の中から人件費や事務所経費はもちろん会社を維持する資金が確保されるのです。そのおかげで事業を継続できるのです。安くすると言うことは自らの首を絞めることになり、結果お客様に負担をかけることになるのです。
1年だけ商売できたら良いと言うわけにいきませんし、2年後3年後に当社がなくなっていれば意味がないからです。アフターメンテナンスやクレーム対応、補修工事など出来なくなります。
近年多いのは安い業者で工事したが1年後不具合が発生したので保証修理させようと連絡したら倒産してたなんてこともあります。さらに、そんな業者ですから手抜き工事が多かった等も多く聞きます。
工事業者の選定は多少は安いほうが良いですが、末永くお付き合いできるか!ですよ

3.資金計画はシビアに!!

住宅の場合は借入れと言っても住宅ローンで金利も安く期間も長いので月々の負担もそれほど多くはありません。(ただし借りすぎは禁物です。)
しかし、お店などの借入れの場合は金利も違いますし期間も短いので、その負担は大きいです。
お店を開業しようと考えている方は燃えています。
絶対成功すると自信満々です。
聞く耳持ちません。
だからこそ危険なのです。
事業計画を立てて返済していけると考えるのですが計画はあくまで計画です。予定通りの売り上げがないと返済できません。だから、事業計画は3通りほど作っておくのです。①順調に進んだ場合の計画②少し悪い計画③悪い計画と作っておきます。少し悪くてもやっていけるくらいの計画で資金を準備しましょう。実際、開店して計画を下回って悪い場合は即日、閉店するくらいの気持ちも必要です。と、言ってもオープニングから最悪のことは考えたくないものです。ですから出来るだけ借入れはしない事です。
たまに全額借入れでお願いしますと言うお客様が来られますが、実際は出来てもお客様がみすみすつらい思いをされるのを承知で提案は出来ません。最低でも開業資金の50%は自己資金か身内の援助で用意するように諭します。
これだけは言えます。商売をスタートするに当たってマイナスからのスタートは失敗します。飲食店など設備がかかる場合は多少は借入れも必要ですが極力自己資金で!自己資金が足らない場合は貯まるまで時期を延期しましょう。
借金はこわいでっせ!

4. 分からない事はどんどん質問すべし!

工事の専門用語は難しいです。一般の方は分からない言葉もたくさんあります。分からなければ納得できません。
だから聞くのです。
実際はほとんどの方は聞きません。工事金額ばかりに目がいくのです。
でも必要のない工事項目がミスで入っている場合もあります。こればっかりは人のする事なので絶対にないとはいえません。町の小さな工務店でも上場している大企業でもあるのです。
工事用語だけでなく分からないことや疑問に思うことは聞きましょう。
お互いの信頼関係も築けます。
実は私も知らないことがいっぱいあります。
よく業者さんや設計士さんに質問して、その都度教えてもらいます。
分かって納得するっていいもんですねぇ〜。